【2日目】スケジュールギチギチ鉄道一人旅!
1日目の様子はこちら【1日目】スケジュールギチギチ鉄道一人旅! - 脳内巾着ノート
大阪駅といえばこの特徴的な大屋根。
開放感のある空間はさながら外国の駅のようでした。
ずらっと立ち並ぶプラットホーム達はまさに一大ターミナルといった感じです。東京駅や新宿駅もそうですが、こういうでかい駅は個人的にテンションが上がります。
低床式のLRTが主流になりつつある現代で昔懐かしいチンチン電車のスタイルを残す路面電車です。
- 喜志駅周辺なんもない
近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅へ移動。想定以上に乗換時間が足りず、結局予定していた電車に乗り遅れてしまいました。しかし嬉しいこともありました。
6番線に青の交響曲が停まっていました。後ほど吉野駅から実際に乗りますが、一足先にお目にかかることができました。色合い的にブルートレインっぽいですね。
次の目的地はここから410円のあの場所です。わざわざ切符を買ったのにも理由があります。
ここはヤバイTシャツ屋さんの「喜志駅周辺なんもない」という曲でもお馴染みの駅で、近くに大阪芸大があります。
ヤバTの顧客(ファンの呼称)でもある自分にとってここはまさに“聖地”で、今回の旅行の中では絶対に外せないポイントでした。
「喜志駅周辺なんもない」が収録されているヤバTの1stシングル「そこまでヤバくない」と一緒にパシャリ。
この頃はまだ運賃が400円でしたが、今月リリースの最新シングル「うなぎのぼり」には昨年10月の増税後の運賃に歌詞がアップデートされた「喜志駅周辺なんもない(増税ver)」が収録されています。
曲の中に出てくるサンプラザ喜志店にも訪れました。ここでヤバTが癒着(タイアップ)しているデカビタCを購入。
列車を1本逃したせいで滞在時間が10分ほど削れてしまいましたが、それでも十分足りるくらい本当に何もありませんでした(笑)
(今回の旅行ではこれ以上に何もない場所にたくさん訪れていますが...笑)
喜志駅から乗り換えを挟み近鉄吉野線の終点、吉野駅に到着です。車窓がどんどん自然豊かになっていくのが見ていて楽しかったです。
駅周辺の雰囲気を関東の鉄道で例えると高尾山口みたいな感じだな〜と感じました。
吉野駅からは特急青の交響曲に乗車。とても重厚感のある雰囲気です。
車内の様子。この日は平日だったこともあり空いていました。
車内も非常に高級感に溢れていて、まさに極上の空間といった雰囲気。オリエント急行などに代表される海外の豪華列車を彷彿とさせます。これに乗車券+730円で乗れるのは破格。
一番端の1A席は座席がやや窓側を向いていてプライベート感が増しています。
2号車には乗客が自由に利用できるバーカウンターとラウンジがあり、ここで食事などを楽しむことができます。窓の細さも相まって昔の寝台列車の食堂車のような雰囲気。
ラウンジ内にはクラシック音楽が流れており、優雅な空間を演出しています。
バーカウンターでケーキセットを注文(ケーキは季節毎に代わります)。
ラウンジで車窓を楽しみながら味わうことができます。
他にもカレーや柿の葉寿司といったメニューもあります。
バーカウンターでは青の交響曲のオリジナルグッズが購入できたり乗車記念証が貰えたりもします。
2号車にはライブラリースペースがあり、沿線の歴史などにまつわる本が自由に閲覧できます。アンティークな雰囲気のベンチはカップルとかで来たら写真映えしそうですね。
インテリアの1つ1つがオシャレでかっこいい。
乗り換えのため橿原神宮前で下車。わずか40分程の乗車でしたが、至極の時間を過ごせました。今度は全区間乗り通してもっとゆっくりしたいな〜とも感じました。
結構混雑していたため車内の写真はありません。乗り心地はまあ普通の特急列車といった感じ。
伊勢中川駅で名古屋線に乗り継ぎ。この駅は対面乗換ができますが、大阪線と名古屋線は号車の向きが反対なので一瞬混乱しました。
せっかくビスタカーに2回乗れるので1回目は平屋席、2回目は階上席にしてみました(階下席はグループ向けの個室となっています)。
JR東日本の2階建てグリーン車などと比べると天井の圧迫感がなく、広々としているように感じました。ただ、その分目線は低めになっています。
どちらの方がいいかは好みだと思いますが、自分はあの狭い空間と高い車窓に特別感を感じるので、前者の方が好みかなぁ。
また、ビスタカーは貫通路が2階部分で繋がっていることも特徴的ですね(残念ながら写真はありません)。
養老鉄道はICカードに対応していないため、桑名駅にはこのような案内があります。
養老鉄道の中では数少ない有人駅である養老駅で下車。駅舎の駅名標はひょうたんでできています。
看板には近鉄だった頃の名残が。
そしていよいよ目的地に到着。
養老天命反転地は日向坂46のJOYFUL LOVEのMV撮影地としてお馴染み。“おひさま”である自分としてはいつかは必ず訪れたかった夢の場所です!
現在改修工事中で入れない場所もありますが、なんとなくそれっぽい感じで写真を撮ってみました。
ちなみに写真には加工をしていますが、ここまですると凄く映えていい感じになりますが、実際に肉眼で見てみると正直写真や映像で見ていたほどの感動はあまりないかもという印象。あくまでちょっと不思議な公園といった雰囲気です。
あと足場が結構不安定だったり傾斜がきつかったりしてなかなか危険なのでくれぐれも足元にはご注意を。
せっかくなので記念撮影も。残念ながらジョイラ衣装の生写真を持っていないのでキツネ衣装で我慢。
それとここは星野源さんのYELLOW MAGAZINE2017-2018の撮影を行った場所でもあります。
表紙に近い構図で撮影。源さんがジャンプしているのが印象的です。もっとピンクの部分が広いのかと思っていたら、思いの外狭かったのでいかに広く見せるか苦労しました。
この駅には日本一広い(?)自動改札機があります。
その正体はJR線→近鉄線(近鉄線→JR線)への乗換改札。簡易IC改札ではなく通常の自動改札機が使われているのが面白いですね。
そしてここから少し歩いて西桑名駅に移動。
西桑名駅の近くには日本で唯一の3つの異なる軌間を跨ぐ踏切が存在します。
それがこの西桑名第2号踏切です。1435mmの標準軌(近鉄名古屋線)、1067mmの狭軌(JR関西本線)、762mmのナローゲージ(三岐鉄道北勢線)がこの踏切を通ります。
せっかくなので動画も撮影しました。
標準軌(1435mm)、狭軌(1067mm)、ナローゲージ(762mm)と異なる3つの軌間を一気に渡れることで有名な踏切に行ってきました。 pic.twitter.com/kxOWTdIZZa
— パタグラフ (@Pata_genT46) 2020年2月13日
そして西桑名駅から三岐鉄道北勢線に乗車。いわゆる軽便鉄道と呼ばれるもので、先述した通りこの路線は762mmのナローゲージを採用していています。この軌間は日本でもかなり珍しいもので他だと四日市あすなろう鉄道などがあります。
軌間が狭ければ車両もミニサイズということで、車内はこんな感じになります。もはやつり革に掴まるスペースもなく、立客はドア付近に固まっています。
時間の都合で途中の東員駅で折り返し。北勢線は単線なので途中駅で対向列車との行き違いを行います。
ICカードには対応していませんが自動改札機はばっちりあります。
15分ほど待って西桑名行きの列車が到着。
帰宅時間帯ということもあり反対方向の列車とは異なりこちらはかなり空いていました。
軌間が狭いため走行中の揺れも大きく、ワイルドな乗り心地で楽しかったです。
- 宿泊先へ
ここから2日目の宿泊先となる友人の家へ向かうのですが、プライバシーの関係でブログに載せられるのはここまで。
最後に2日目の行程を載せておきます。
なるべく、3月中に全部書き終えられるように頑張ります!
追記:結局5月になってしまいましたが、3日目アップしました→【3日目】スケジュールギチギチ鉄道一人旅! - 脳内巾着ノート