【3日目】スケジュールギチギチ鉄道一人旅!

※この記事の内容は2月14日のものです。記事内に掲載の列車・施設等は現在運休や臨時休業、営業時間短縮となっている可能性があります。

 

だいぶ間が空いてしまいましたが、旅行3日目の様子をお届けします。

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2日目はこちら

 

日本一忙しい駅とも呼ばれる名鉄名古屋駅。駅改良工事も予定されていることから、今のうちに見ておきたい!ということで朝早くに訪れました。

 

  • 名古屋名物モーニングセット

時間が少し空いたので、どうせなら何か名古屋らしいものも食べようということでこちらのモーニング喫茶リヨンにて朝食をとることにしました。

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このお店では時間帯に関わらず常にモーニングセットが食べることができます。

今回はその中でも一番定番の小倉トーストのセットにしました。

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甘いあんことコーヒーの相性が抜群です。

 

  • リニア・鉄道館

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鉄道旅で名古屋を訪れたなら絶対に外せないのがリニア・鉄道館。数年前に1度訪れたことがあるのでこれで2回目です。初日の京都鉄道博物館はリサーチ不足により休館日でしたが、こちらはちゃんと営業していました。

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シンボル展示のC62形蒸気機関車、300X高速試験車、超電導リニアMLX01-1です。日本の鉄道の高速化に大きく貢献した車両です。
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車両展示コーナー。歴代の東海道新幹線の車両がずらりと並んでいる様子が圧巻です。

前回来た時は700系の場所に300系量産車が居ました。700系の展示が始まった頃はまだバリバリ現役だったため不思議な感覚でしたが、それからあっという間に引退の時を迎えたな〜と感慨深くなりました。
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0系新幹線の前には日付プレートが置かれていて、記念写真が撮れます。この日はとても空いていました。
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700系新幹線には引退記念でAMBITIOUS JAPAN!のラッピングが復刻されていました。当時はまだ幼かったため記憶は微かに残っている程度ですが、懐かしい気持ちになりました。

これ以降東海道新幹線ではここまで大胆なラッピングは行われていませんが、またやってくれないかな〜と思います。

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この日は0系新幹線の運転台特別公開が行われていました。普段は見ることのできない貴重な光景に興奮しっぱなしでした。サービスで記念撮影もでき、台紙に入れて持ち帰ることもできます(台紙は別途料金がかかります)。

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屋外にはN700系試験車X0編成が展示されています。まだまだ東海道新幹線の第一線で活躍するN700系ですが、このようにダイナミックなアングルで撮れるのは博物館ならでは。

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車内は休憩スペースとして解放され、売店で購入した弁当などを旅行気分で食べることができます。

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車内の空調はストップしており、代わりに家庭用のエアコンが設置されています。ちょっと異様な光景。
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現在のN700系量産車にはない自動販売機もあります(飲料の購入はできません)。
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グリーン車の様子。こちらにも量産車にはないオーディオの設備があります。こうやって見るとX0編成には量産車と異なる点がたくさんありますね。

 

リニア・鉄道館からあおなみ線東海道線高山本線と乗り継いでいき、美濃太田を目指します。

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車内ではリニア・鉄道館で購入しておいた名古屋名物味噌カツサンドで昼食タイム。列車旅の情緒があっていいですね。

高山本線は何気に今回の旅で初めての非電化路線でもあります。ディーゼル車の音がたまらない。

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美濃太田から長良川鉄道に乗車。長良川鉄道といえば車窓から眺める長良川の絶景が見どころですが、時間の関係で途中駅の美濃市で下車。乗換時間が5分しかないため、特に観光もせずに折り返し。ここからは観光列車「ながら」に乗ります(写真は関駅で撮影)。

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「ながら」はJR九州のD&S列車でもお馴染みの水戸岡鋭治さんがデザインを手掛けた車両です。
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この日は2両編成でしたが、最大3両編成で運転することもあります。

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ちなみにこちらがこの日お休みだった川風号です。

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そして中に入って衝撃を受けたのが、なんと乗客が1人も乗っていなかったこと。始発駅から自分が乗ってくるまで冗談抜きに空気輸送を行なっていたわけです。当時すでに新型コロナウイルスの影響が少なからず出ていたとはいえ、これには驚きました。

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車内も水戸岡節が炸裂。木材を多用し、温かみのある雰囲気です。
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車内にはアテンダントさんが常駐していますが、乗客が自分1人だったため、マンツーマンで沿線ガイドを行なってくれました。

列車の旅でここまで人間の温かさをダイレクトに感じたのは初めてです。

 

(ここから少し話が脱線するので興味ない人は飛ばしてください)

この旅行の1ヶ月前くらいにJR日光線の「いろは」に乗ったのですが、この車両は座席指定制の観光列車としてだけでなく通常列車としても運行されています。

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乗車券だけで乗れてしまうことで観光列車としての価値は少し下がってしまうかもしれませんが、さすがに空気輸送をするくらいなら「ながら」もこの形式にした方がいいのでは?と少し感じました。

あと自分以外誰も乗っていない割には決まりが厳しく、食堂車的車両である「鮎号」には立ち入ることさえ許されませんでした。以前山形新幹線の「とれいゆ」に乗った際に足湯プランではないものの一部区間で足湯車両への立ち入り(足湯は利用不可)ができたため、ここももう少し融通を効かせてくれてもいいのにな〜と感じた次第です。なんだかクレーマーみたいになってしまいましたが、楽しませてもらったからこそこうすればもっといいのにな〜と個人的に感じたので書かせていただきました。失礼しました。

 

 

「ながら」で美濃太田に戻り、そこから高山本線で鵜沼に到着。

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ここから目と鼻の先にある名鉄犬山線新鵜沼駅に移動。
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券売機が懐かしい。

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そしてここからは特急で豊橋駅を目指します。車両は2200系。2016年に製造された2212Fです。
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車内の雰囲気は新幹線のような感じで、座席の座り心地や車内の匂いまで完全に新幹線に乗っている時の気分でした。
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背もたれの背面にはチケットホルダーがついており、ここにミューチケットと呼ばれる指定席券を挟むことで車内検札の手間を省くことができます。

当初はチケットレスサービスで購入していたのですが、鵜沼駅周辺に特に時間を潰す場所がなく、急遽予定より1本早い列車に変更したためせっかくならと紙チケットにしてみました。

上の写真の通り最初はガラガラだった車内も名古屋線に入ると混雑してきました。朝に訪れた名鉄名古屋駅を通り過ぎ、約1時間半ほどで豊橋に到着。

 

  • 浜松観光

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名鉄豊橋駅JR東海の駅を1本だけ間借りしているという珍しい形態の駅。駅名標もJR仕様です。

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乗り換えの際はこの簡易TOICA改札を使います(切符の場合は有人窓口を通ります)。

列車を1本早めたことで乗り換え時間に余裕ができたので、少し休憩しようと駅構内のPRONTOに入ったのですが、逆にゆっくりしすぎて列車を1本逃してしまうという凡ミスも犯しました(笑)

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そんなこんなで東海道線で本日の宿泊地である浜松に到着。

浜松といえば餃子!ということで夕食は駅ビルに入っている浜松ぎょうざ石松に行きました。

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ちょうど少し前に宇都宮でも餃子を食べてきたばっかりだったのですが、食べてすぐに違いがわかり、いい比較になりました。浜松餃子は宇都宮餃子よりも肉感が強めで食べ応えのある感じでした。付け合わせのもやしもポイント。

しかし、せっかく静岡に来たならこれだけじゃ終われない!ということでもう1軒ハシゴ。

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静岡のソウルフードとも言えるハンバーグの「さわやか」です。浜松駅前にある遠鉄百貨店のレストラン街にある店舗を訪れたのですが、かなりの大人気で1時間ほど待ちました。

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今回は定番のげんこつハンバーグを注文。
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ハンバーグを割って中を見てみるとこの赤さ。一見食べちゃまずそうな見た目をしていますが、さわやかではこれが正解なのです。レアを越えてほぼ生のその食感は今まで食べたハンバーグの概念を打ち破られます。

これは確かに静岡でしか食べられない味で、わざわざ訪れる価値もあると思います。しっかり焼かれた肉汁たっぷりのハンバーグもまた食べたくなりますが(笑)。

 

  • 宿泊先へ

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この日の宿泊先はホテルリブマックス浜松駅前。過去2日間は親戚や友人の家に泊めてもらいましたが、ここに来て初めてのホテル泊です。今回はじゃらんから予約しましたが、ポイントなどを駆使して超格安で泊まることができました。
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実は1人でホテルに泊まるのはこれが初めてで、誰にも見られず何をするにも自由な空間に一瞬テンションが上がりましたが、旅の疲れもありすぐに寝てしまいました(笑)

 

 

というわけで最後にこの日の行程を載せておきます。

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