【ライブレポ】1年振りにおひさまと再会した2回目のひな誕祭!

3月27日、日向坂46がデビュー2周年を迎えました!今回はそれを記念して開催されたライブ「2回目のひな誕祭」のライブレポをお届けしていきます!

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  • バスからクールに登場

今回のライブはバスの車内からスタート。そういえば昨年のツアーグッズでもナンバープレートを模したグッズが発売されたりしていたのでそれも伏線だったのかもしれないですね。

バスがひな誕祭の会場に到着するとメンバーが1人ずつ下車しステージに登場。そこからのダンストラックは普段の日向坂の可愛らしい雰囲気とは違う熱くてかっこいいパフォーマンスで新たな日向坂の一面が開花したように思いました。個人的には影ちゃんが特にかっこよかったですね。影ちゃんは普段から表情の使い方が本当に上手いな〜と思っています。

あとこの時メンバーが着ていたブルゾンの衣装がめちゃくちゃ好みでした。グッズで売ってたら買っちゃいそうです(笑)。

 

  • ラップで繋がるメンバーの絆

この日は富田鈴花が体調不良により残念ながら欠席となってしまいましたが、ダンストラックの最中にはライブではお馴染みの“すずラップ”が披露されました。その場に姿はなくともこのような形で必ずメンバー全員の存在を示してくれる日向坂の絆に感動しました。すずラップも披露するごとにどんどんレベルが上がっていて努力の証が本当に伝わってきます。

 

  • おひさまと1年振りの再会

3曲目の『ドレミソラシド』では会場中央のスクリーンが上がり、メンバーの目の前にこの日会場に招待された約700人の“おひさま”が姿を現しました。

約1年振りのおひさまとの再会に思わず涙するメンバーも多かったですが、自分も配信を見ていてとても感動してしまいましたね。もっと会場に行けなかったことへの悔しさや嫉妬心が込み上げてくると思っていたのですが、それ以上にメンバーへの感情移入が大きかったです。

まるで映画のワンシーンのような本当に綺麗で感動的な演出でした。

 

  • 懐かしのひらがな曲披露

今回はメモリアルなライブということもあって懐かしいひらがなけやき時代の楽曲も多数披露されました。最初は『ひらがなで恋したい』。個人的にこの曲はひらがな時代の曲の中でもトップクラスに好きな曲なので久しぶりにライブで聴けて非常に嬉しかったです。アルバム「走り出す瞬間」においてこの曲は真の表題曲のような存在だと思っています。

続いて1期生による『僕たちは付き合っている』。背景には遊園地のような風景がCGで映されていましたが、メリーゴーラウンドの屋根が少し武道館にも見えてそれもまた感慨深かったですね。

さらに『抱きしめてやる』『君に話しておきたいこと』の2曲をパフォーマンス。この時期はまさにひらがなけやきから日向坂への過渡期の楽曲であり、初期の楽曲とはまた違う思い入れがありますね。

続いて2期生による『半分の記憶』、そして1期生の『永遠の白線』を披露。今回も最後の部分では卒業した3人のポーズを決めました。

このゾーンでは2018年に開催された「走り出す瞬間ツアー」の頃の衣装を身に包んでいましたが、影ちゃんはこのツアーに参加していなかったので今回初めてこの衣装に袖を通すことになりました。やっとこれで走り出す瞬間ツアーが本当の意味で完結したと言えるのではないかと感じました。休業中にリリースされた楽曲にも参加していて本当に感慨深かったですね。

 

  • ハーネス衣装と共に思いを込めたこん好き

ひらがな時代に通称“ハーネス衣装”と呼ばれたグループにとっても思い出のたくさん詰まった衣装に身を包んだ2期生が登場。実は2期生がこの衣装を着るのは今回が初めてとのことでした。今回のライブに合わせて日向坂仕様にリニューアルされたハーネス衣装は色が日向坂の空色に合わせて若干明るくなっていました。

2期生のMCを終えると1期生も同じ衣装で登場し、続けて披露されたのは3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』。今回はダンスを封印し歌だけに集中したパフォーマンスとなりましたが、これによって歌の表現力がいつもよりさらにぐっと高まって非常に見応えのあるいいパフォーマンスでした。間奏のキャプテンとこのちゃんによるペアダンスはこの日も健在で、そこから最後のサビにかけてはいつものダンスに戻ったのもいい演出でしたね。

 

  • ラストスパートのぶち上げセトリ

ラストスパートに向けてはさらにブーストをかけるように『キツネ』『My fans』『期待していない自分』『NO WAR in the future 2020』『青春の馬』と続いていきます。キツネはいつものディスコ風の演出ではなく千本鳥居が描かれた和風の背景でしたね。My fansや期待していない自分ではセンターのみーぱんに注目して見ていましたが、この日はとても安定感のあるパフォーマンスで日頃のレッスンの成果がとてもよく出ていたと思います。みーぱんがセンターの楽曲は“主人公感”があるのがとても好きです。

 

  • 1年振りに架かったおひさまの虹

本編ラストは『JOYFUL LOVE』。久しぶりにMV衣装で披露されました。会場にはその場に集まった約700人のおひさまによる1年振りの虹が広がり、非常に綺麗な光景でした。

スクリーンにはリモート参加のおひさまの姿も映し出されたほか、ARでおひさまからのメッセージも浮かび上がり、場所や形は違えど全てのおひさまがひとつに繋がる演出に思わず涙してしまいました。自分も含め誰一人として仲間外れにしないところが日向坂の良さだと改めて感じました。

 

  • 心の中で叫んだアンコール

本編が終了すると会場にはアンコールを待つファンを捉えた歴代のライブ映像が映し出されました。はじめはバラバラだった掛け声も次第に揃うようになっていき、グループの改名に合わせて「けやき坂」コールも「日向坂」コールへと変わっていきました。コロナ禍により今は声が出せない状況ではありますが、「心の中でアンコールしてくれますか?」というメッセージに胸がグッときてしまいました。

 

  • 待望の5thシングルついにリリース!

アンコールは『キュン』からスタート。紛うことなき日向坂のデビュー曲であり、2歳の誕生日をお祝いするひな誕祭においてこの曲を外すわけにはいきません。

そしてその後のMCでは前作「ソンナコトナイヨ」から実に1年3ヶ月振りとなる5thシングル「君しか勝たん」の発売が発表されました。相変わらずタイトルのセンスなどにはいろいろと思うところはありますが、待望のニューシングルの発売ということで素直に嬉しかったです。前日に発表された新ユニット曲もここに収録されるでしょうし、今から期待で胸がいっぱいです。

そしてもう一つ「DASADA」のチームが手がける新ドラマ「声春っ!」の放送も発表されました。今回はメンバー全員が出るわけではなさそうですが、共演者が非常に豪華でかなり本気度が伝わってきました。ドラマ自体も大いに期待していますし、DASADAの時の『青春の馬』のように主題歌も楽しみですね。

最後は今回も『約束の卵 2020』でフィナーレ。スクリーンに映し出された「きっと、もうすぐ会える。」の言葉を信じて今度こそ現地で日向坂のみんなと会えることを楽しみに待ち続けたいと思います。

 

  • 過去最高ボリュームのアフター配信

その後はファンクラブ限定チケットを購入した人だけが見られるアフター配信の時間に。これまでのライブではメンバーのお見送り映像やプレゼントの抽選会が行われていましたが、今回はライブ冒頭に登場したバスにメンバーが一人ずつ乗り込む様子が流されました。安定のぶりっ子を見せる愛萌やゲラが発動してしまうひよたん、みーぱんの「謝謝!」などそれぞれのメンバーがらしさに溢れていて最高でした。

全員がバスに乗り込むとキャプテンからメンバーへ今日の感想を振っていったのですが、ひなのがうっかりタメ口をきいてしまったシーンがこの日一番キュンキュンしてしまいました(笑)。

そして最後には全員で『日向坂』を歌唱。アフター配信での楽曲披露はグループ初のことでした。アフター配信ならではの仲睦まじいわちゃわちゃ感と過去最大のボリュームに大満足でした。

 

 

というわけで2回目のひな誕祭の感想は以上になります!

今回は約1年振りに観客を入れたライブとなり様々な点においてとてもメモリアルなライブになりました。日向坂の歴史においてもこの日のライブは深く刻まれることになるでしょう。

その一方でおひさまの姿は見えるのに声は一切聞こえない光景に少し寂しさも感じてしまいました。会場が一丸となって全力でコールができる日が来て初めて完全復活になると改めて思いました。

「ひなくり」のようにファンタジーな世界観とストーリーに沿ったライブと同時に今回のような楽曲の力を全力で届ける王道かつ直球のライブもまた日向坂の魅力だと思うので、ぜひ「ひな誕祭」はこの形で毎年の恒例行事にしていってほしいと感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回のライブのセットリストは以下のリンクからどうぞ

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