オールナイトニッポン改編予想2021!
3月といえば改編期ですね。テレビや一部のラジオ番組はすでに終了やリニューアルが発表されているものもありますが、今回はニッポン放送のオールナイトニッポンに焦点を当てて改編予想をしていきたいと思います!(予想と言いつつ3割くらいは願望も入っていますが)
オールナイトニッポンの改編発表は例年2月中旬〜3月頭くらいまでに行われることが多いため、リスナーにとっては今が一番ソワソワしている時期なはずです。
昨年はANN(1部)とANN0(2部)、そして新パーソナリティの予想と3回に分けて記事を書きましたが、今回はまとめて一気に行きたいと思います!
オールナイトニッポン(1部)
早速ですがまずはじめに結論からいきたいと思います。
今年はズバリ1部は
全曜日継続
だと予想します。
今現在オールナイトニッポンは聴取率などの数字や世間の評判を見ても絶好調な状態にあると言えます。ただ、昨年も1部は無改編だったので、今年もこのまま行くとなると3年連続でパーソナリティが同じ顔ぶれということになります(岡村ANN→ナイナイANNは例外)。裏番組のTBSラジオ・JUNKは現在10年以上パーソナリティの交代がなく、パーソナリティ・リスナー共々高齢化が囁かれているようにもなっています。ANNも同じ状況になることを防ぐべく新しい風を入れることも大事ではあると思うので、とりあえず今年はこのままでも来年はそろそろどこかにメスが入るかもしれないと思っています。
というわけで予想としては以上になりますが、ここからは各曜日について軽くまとめていきたいと思います。
月曜 菅田将暉のオールナイトニッポン
現在4年目で4月からも継続になれば5年目に突入します。5年目ともなればそろそろ番組イベントも開催されるかもしれないですね。
菅田さんといえば来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も決定しており、スケジュールの兼ね合いから深夜ラジオを続けるのは大変なのではないかという懸念もありますが、火曜ANN(出演当時は月曜)の星野源さんや木曜ANNのナイナイ岡村さんも大河ドラマに出演しながらラジオも続けていたので、無理なことではないかなと思います。ここ最近のANN全体の傾向を見てもスケジュールの都合で収録放送にする例も増えてきていますしね。
火曜 星野源のオールナイトニッポン
4月には番組開始5周年を迎え、継続となれば6年目に突入します。
この番組の特筆すべき点は協賛スポンサーの多さで、概ね20社前後もついている番組はANNどころかラジオ全体を見ても今どき非常に珍しい存在です。これだけ協賛がついているということは番組の宣伝効果への期待の表れでもありますし、それだけ源さんの好感度と信頼度が高いということでもあります。そのような点からしてもニッポン放送側から切られるということはまずないと思います。
対して懸念となるのは源さんのスケジュール面です。源さんは音楽活動やドラマ・映画の撮影をはじめとしてとにかく多忙なことでも知られます。そのため収録放送や放送休止も他の番組と比べて多くなっています。一方でこれは源さん自身が無理なく番組を続けていくための選択とも言えますし、今のところ降板を申し出ることはまだないのかな〜と思っています。
水曜 乃木坂46のオールナイトニッポン
2019年4月に1部に昇格し、昨年4月からはメインパーソナリティの新内眞衣さんに加え、毎週1人乃木坂メンバーが週替わりパーソナリティとして出演するようになりました。
番組としては継続と予想しましたが、問題は新内さんがいつまで乃木坂にいるかという点です。自分も乃木坂ファンなのでもちろん辞めてほしいと思っているわけではないですが、いつかは必ず訪れることであるのも確かです。仮に卒業することになれば発表は間違いなくこの番組で行うと思いますし、卒業日のギリギリまで出演すると思います。その後のメインパーソナリティですが、予想としてはトーク力もあり出演回数も多い久保史緒里さんが有力かな〜とは思っています。
木曜 ナインティナインのオールナイトニッポン
昨年5月に劇的な復活を遂げ、以降は収録放送を基本として放送されています。
その復活の発端ともなった岡村さんの失言問題の際は番組継続も危うい状態となりましたが、ナイナイANN復活後は聴取率V4を達成し、中止となってしまった番組イベントのグッズも売れ行き好調で改編も安泰だと思います。
一部では若手に枠を譲るべきという意見もありますし、僕自身も霜降りがこの枠を担当するのを聴いてみたいなどと思う気持ちもありますが、やっぱりナイナイの二人にはまだこの枠に居てほしいという気持ちが勝ちますね。
そして番組継続以上に気になるポイントが生放送の再開です。先述した通り現在は収録放送が続いていますが、ニッポン放送側から「早期に生放送は再開させる」というコメントも出ている通り生放送を行う意思はあるように思えます。それでも収録が続いているのは色々な事情があるのだとは思いますが、リスナーとしてはやっぱり生放送こそ深夜ラジオの醍醐味だと思っているため早く生放送に戻るといいな〜と願っています。
金曜 三四郎のオールナイトニッポン
2部で4年、そして1部で2年放送し、4月で計6周年となります。
昨年3月に開催予定だった5周年記念の番組イベントは新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、先日そのリベンジ公演が開催(日程未定)されることも決定しました。当初は低かった聴取率も今では時間帯首位を取るほどになりましたし、タイアップ企画や大晦日特番などニッポン放送への貢献度も高いため、4月以降もニッポン放送の〇フレとして続いてほしいと思います(笑)
土曜 オードリーのオールナイトニッポン
引き続きテレビで大活躍のオードリーですが、結成20周年を迎えた昨年は特にオードリーの活躍が目覚ましく写り、「第2の黄金期」とも呼ばれるほどでした。ラジオの方も春日さんに第1子が誕生するなど私生活の変化によってトーク内容も変わっていき、その包み隠さない生き様むき出しのトークがリスナーの心を掴んでいます。
昨年は春日さん出演のtypeや放送作家の藤井青銅さん出演のキリンビールなど特別仕様のCMも番組内で多く放送され、協賛スポンサーにも愛されている番組であることがわかります。この他に2019年に開催された武道館公演のグッズ再販や春日語カレンダーの販売も行われました。聴取率もV29を達成し、まだまだ絶好調です。
オールナイトニッポン0(2部)
続いて2部ですが、予想としては
木曜のみ終了(枠移動)
という結論になりました。実はギリギリまで月曜も終了としていたのですが、いろいろ考えた結果この予想に落ち着きました。また、木曜の水溜りボンドも完全に終了ではなく別の枠に移動という予想にしました(詳しくは後述)。
というわけでここからは各曜日について書いていきます。
月曜 ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0
昨年4月から放送開始。初期の頃はこの番組と同時期に放送されていたアニメ「波よ聞いてくれ」とコラボし放送内で突然ラジオドラマを始めたり、3週連続で同じ内容を放送するという涼宮ハルヒの憂鬱の“エンドレスエイト”を彷彿とさせる演出を行ったりと、かなり挑戦的なことも行なっていました。このような演出には賛否両論もありましたが、それも含めて話題になることが多い番組でもあります。
最近は比較的深夜ラジオらしい感じの内容になっていますが、先日もリスナーにいきなり生電話してみたり、ももいろクローバーZの高城れにさんがサプライズで乱入したりとどの曜日よりも“生”の醍醐味を味わえる番組ではあると思います。
さらに番組公式のジャージ(土手ジャージ)が発売されたり、ウイカさん自身の活動では2月にソロとして歌手デビューが決まるなど、2021年に入ってからも勢いは衰えるどころかますます凄いことになっています。そのような点から2年目突入もありえるのではないかと予想しました。
火曜 Creepy Nutsのオールナイトニッポン0
現在の2部のパーソナリティでは最長の3年目に入っています。昨年はテレビでも大ブレイクし、バラエティではEXITとの冠番組「イグナッツ」が開始するなど大活躍、さらにR-指定さんはドラマに2本出演するなど活躍の場はますます広がっています。本業のHIPHOPの方も絶好調で、昨年はMステ初出演や自身初の武道館公演など数々の出来事がありました。
そんなCreepy Nuts大ブレイクの裏にはこのANN0による功績もかなり大きいと思いますし、ニッポン放送にとってもCreepy Nutsをここまで育て上げたことはかなりの収穫であったと思います。そのような点からこの3月で終了ということはまずないと思います。
本当は3年も2部をやったならそろそろ1部に昇格してもいい頃だとは思いますが、いかんせん1部に空きが出なさそうなのでこのままかなと思っています。もしあるとするならば火曜1部の源さんがスケジュールの都合で勇退し、そのままCreepy Nutsがスライドで上がるのが一番ありえそうかな〜とは思います。
水曜 佐久間宣行のオールナイトニッポン0
テレビ東京の社員がオールナイトニッポン0のパーソナリティを担当するという異例の番組がこれまた異例の2年目に突入。しかし3年目突入はもはや異例ではないくらいほぼ確実なのではないかと思います。
毎週繰り広げられる圧巻のフリートークやプロデューサーのブッキング力を活かした豪華なゲスト陣は深夜ラジオリスナーのハートを掴んで離さず、先日開催されたオンラインイベントでは17000枚ものチケットを販売しました。
このオンラインイベントも本来は東京国際フォーラムで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い中止となってしまいました。この他にも複数のイベントが中止になりニッポン放送は大赤字のピンチとなってしまいましたが、それを救うために立ち上がったのが佐久間さんだったのです。ニッポン放送においてもこれだけ恩があるのに番組を終わらせることはさすがにないかと思っています(笑)。もしかしたら本業に集中したいなどの理由で佐久間さん側から降板を申し出ることもありえなくはない話だとは思いますが、1リスナーとしてそれはないことを願いたいです。
木曜 水溜りボンドのオールナイトニッポン0
今回唯一終了という予想した枠です。Twitterなどを見ていてもラジオリスナーから未だに風当たりが結構厳しい様子を感じており、それもこの予想に多少反映しているところもありますが、個人的には普通に面白いと思っていますし、そこまで厳しくなくてもいいんじゃないの?とは思います。
ただ、東京国際フォーラムで開催される予定だったイベントのチケットが発売された時に完売せず結構売れ残りが出てしまった件については、はっきりと数字で出てしまったこともあり擁護しきれない部分もあるのかな〜とも思います。しかもその件があって以降ラジオ以外の他の活動においても風当たりが厳しくなり、本業であるYouTubeの再生回数も下火であることが度々取り上げられるようにもなってしまいました。
一方で番組本の発売が決定するなどニッポン放送からの期待は相変わらず受けていることも感じ取れます。そのような点も踏まえて今回は終了ではなく枠移動の上継続という予想にしました。
具体的にありえそうだと思っているのは土曜2部の月イチ枠です。現在はAKIのオールナイトニッポン0〜eスポーツSP〜が放送されているほか、過去にはWANIMAや声優ユニットのスフィアも月イチで土曜2部を担当していました。毎週放送から月イチに移動だとパッと見降格のようにも感じてしまいますが、放送時間は2時間に拡大されますし、ネット局も平日の2部よりも多くなります。なので必ずしもマイナスなことばかりではありません。
金曜 霜降り明星のオールナイトニッポン0
M-1優勝直後の2019年4月に開始し、現在2年目に突入しています。
スケジュール的にも深夜3時からの生放送は過酷ですし、番組の内容的にも霜降りのタレントパワー的にも2部はあまりにももったいないと思っています。しかしこれもCreepy Nutsと同様1部の空きがないことが問題となります。もしナイナイが木曜1部から卒業するのであればその枠に入るのは間違いなく霜降りだと思っていますが、まあそれもないだろうというのが現状です。
霜降りの2人にとっては大変だと思いますが、終わるのも嫌なのでもう少し2部で頑張ってほしいです。
ANN0の新パーソナリティは誰?
さて、以上の予想でいくと木曜2部の枠が空くことになりますが、そこに入るのは誰なのかという話になりますね。
昨年は新パーソナリティ予想として10組くらい挙げましたが、今年はズバリ1組だけにしました。
ANN0新パーソナリティは...
マヂカルラブリーです!
M-1グランプリ2020でチャンピオンに輝き、野田クリスタルさんは同年のR-1ぐらんぷりも獲得し、今最もノリに乗っています。
ANNの特番もこれまでに3回放送し、いずれも好評でした。今年の正月には初の1部で放送され、もはやレギュラーで放送しているかのような安定感もありました。そのような実績も踏まえ今回木曜2部の新パーソナリティとして予想しました。
他だとYOASOBIとかもありえるかな〜とは思ったのですが、今年はわりとすんなりと予想できましたね。
まとめ
というわけで最終的な予想は以下の通りとなりました!
月曜1部 菅田将暉・・・継続
火曜1部 星野源・・・継続
水曜1部 乃木坂46・・・継続
木曜1部 ナインティナイン・・・継続
金曜1部 三四郎・・・継続
土曜1部 オードリー・・・継続
月曜2部 ファーストサマーウイカ・・・継続
火曜2部 Creepy Nuts・・・継続
水曜2部 佐久間宣行・・・継続
木曜2部 水溜りボンド・・・土曜2部(月イチ)に移動
金曜2部 霜降り明星・・・継続
昨年King Gnu井口さんが終了を発表した際も継続の打診があったことを明かしていましたが、基本的にニッポン放送側としては全曜日継続の意向で、パーソナリティ側から降板を申し出ない限りは終わらないのではないかと思います。だったら水溜りも継続でいいじゃないかという話ですが、昨年はラジオのほかテレビの活動も広げたり、YouTubeの毎日更新も12月31日で終了したりといろいろと活動の方向性を模索しているようにも感じています。そのようなタイミングで先述した番組イベントの件もあったため、水溜り側としても今後ラジオをどうしていくのか悩んでいるのではないかと思っています。
それと昨年は改編予想の指標として聴取率をわりと重視していましたが、今年は昨今の状況も鑑みて聴取率はあまり重視しないことにしました。現在はradikoの再生数やTwitterのツイート数など番組の評価基準は多岐に渡っています。聴取率が良いから継続、悪いから終了という考えはもはや過去のものになりつつあると思います。むしろ聴取率が良くてもスポンサー受けが悪ければ簡単に切られてしまうことも十分にありえます。
というわけで長くなってしまいましたが、以上で終わりとなります!
果たしてこの予想は当たっているのか、そして自分の好きな番組は続いてくれるか、いろんな意味で今後数週間はドキドキすることになりますね。