今こそ聴きたい!星野源の名曲25選
先月Instagramにて「うちで踊ろう」を発表して話題の星野源さん。
今回は源さんのファンである私が選んだこんな状況の今こそ聴きたい名曲、聴くと元気を貰える明るい曲、そしてただただ個人的に好きな曲まで全部で25曲紹介したいと思います!
自分で25曲という縛りを決めておいてなんですが、あまりにもいい曲が多すぎて選ぶのが大変だった...(笑)
① ばらばら
2010年リリースのデビューアルバム「ばかのうた」に収録。
世界は ひとつじゃない
ああ そのまま ばらばらのまま
という歌詞が凄く好きです。人の個性はそれぞればらばらで、無理に一緒になる必要はない。でも重なり合うことはできる。重なり合うことで新しいものが生まれる。それは今のうちで踊ろうのムーブメントにも繋がっていると思います。
② 穴を掘る
同じく「ばかのうた」に収録の曲。
この曲を初めて聴いたのは2017年に行われたアリーナツアー「Continues」だったのですが、その時の印象がとても強く残っていて、今でも思い出の1曲になっています。
あとこの頃の源さんの歌い方がまた好きなんですよね。本人は「バームクーヘンを食べたあとのような声で嫌いだった」などと言っていたこともありましたが、これはこれでまた凄く味があって歌の世界観を作り出していると思います。今では聴けないこの時期ならではの源さんの歌声です。
③ くだらないの中に
2011年にリリースされた1stシングルの表題曲。
ここ最近暗い話題や気難しい話題をよく目にする中で、友達とくだらない話をして笑い合ったりすることがどれだけ幸せなことだったかということを改めて感じさせられています。
余談ですが、僕が好きな深夜ラジオはまさにみんなでひたすらくだらないことで盛り上がる時間で、家から出られず疲弊しがちの今、そんな現実から一旦離れてラジオの前に集合するその時間が今まで以上に楽しみになっています。
④ 湯気
1stシングル「くだらないの中に」のカップリング曲。
この曲はとにかく自分が好きなだけで選んだ曲です(笑)
ゆったりとした曲調だけど自然と体が縦に揺れる不思議な曲です。聴いているとまさにゆらゆらとした感覚になってきます。最近だとワールドツアーのセットリストにも入っていて、より印象深い曲になりました。
⑤ 未来
2011年発売の2ndアルバム「エピソード」に収録の曲。
最近docomoのCMソングとして使われたことでもお馴染みの曲です。
聴くととても心が落ち着く曲です。
⑥ 日常
2ndアルバム「エピソード」収録。
曲自体も好きですが、この曲のMVが凄く好きなんですよね〜。洞窟をひたすら歩いている映像なのですが、この雰囲気がたまらないんですよね。
後半にかけてだんだん盛り上がっていく感じの曲調も好きです。
公式でYouTubeにMVがフルサイズでアップされているのでぜひ見てみてください→https://youtu.be/6D01Q2jn9A8
⑦ フィルム
2012年にリリースされた2ndシングル表題曲。
優しい雰囲気の曲調ですが、歌詞がとても深くてじわじわと心に染みてくる感じの曲です。
わけのわからぬ ことばかりだな心は
画面の事件 どこまでほんとか
どうせなら 嘘の話をしよう
苦い結末でも 笑いながら
そう 作るものだろ
のあたりが特に好きで、この記事を書くにあたって改めて歌詞をじっくり読み込んでいると、ここ最近の自分の悩みととてもぴったり合って改めてこの歌詞が好きになりました。
⑧ 夢の外へ
2012年リリースの3rdシングル表題曲で、初のCMタイアップ曲だったりテレビ番組で使われる機会も多かったりするので、聴いたことがある人も多いかと思います。
記憶が曖昧ではありますが、恐らく僕が初めて聴いた源さんの曲もこの「夢の外へ」で、今でも源さんの曲の中で5本の指に入るレベルで好きな曲だったりします。
自分もつい夢の中に閉じこもりたくなってしまうことがあるのですが、そういう時にはこの曲を聴いて元気を貰っています。
MVの間奏の部分で楽しそうに踊る源さんとダンサーの井手さんが最高で何度見てもいいMVです。
⑨ 化物
2013年リリースの3rdアルバム「Stranger」のリード曲。
アリーナツアー「Continues」の最初にマリンバを叩きながらせり上がってきた源さんがその後最初に歌ったのがこの化物で、あの時の興奮は今でも忘れません。
勘三郎さんとのエピソード、独特な世界観のMV、そしてその撮影後にくも膜下出血で倒れた話まで全てを総合して印象深い曲で、聴くと明日への活力とパワーがみなぎってきます。
2分半と短いこともありますが、最近だとあちこちオードリーの次週予告で毎週のように聴いていることもあり、何度もヘビロテしている曲です。
⑩ ワークソング
3rdアルバム「Stranger」収録曲。
アルバムの曲順だと化物→ワークソング→夢の外へ→フィルムとなっているのですが、この流れが最高なんですよね。
働く前に聴いて、「よし、頑張ろう!」と自分を奮い立たせてくれる1曲です。
⑪ ある車掌
3rdアルバム「Stranger」収録曲。
ピアノから始まる綺麗な音色に銀河鉄道のような幻想的で綺麗な車窓が頭に浮かびます。
寝る前に聴きたい曲です。
⑫ 地獄でなぜ悪い
2013年リリースの6thシングル表題曲にして同名の映画主題歌でもある一曲。
明るくポップな曲調と力強い歌詞にまさに「地獄でなぜ悪い!」と思わせるような落ち込んだ時に聴くと元気を貰える曲です。化物の歌詞にも入っていますが、この時期の源さんにとって「地獄」という言葉は一つのキーワードだったのかもしれませんね。
あと個人的にこの曲はレコードで聴きたい星野源の楽曲ナンバーワンでもあります。
⑬ Crazy Crazy
2014年リリースの7thシングル「Crazy Crazy/桜の森」の1曲目。
この曲はとにかくMVがかっこいいです。全編モノクロで撮影されているのですが、源さんはもちろんピアノの連弾やドラムのスティック捌きなど、見所がたくさんあります。ライブではとにかく頭をぐちゃぐちゃに振り回したいな〜と思っているのですが、今までに一度も生で聴けていないのが少し残念でもあります。
⑭ 桜の森
7thシングルの2曲目。
源さんの作品の中で初めてにして現時点では唯一の両A面シングルである今作ですが、源さんがこの曲をカップリングにするにはもったいないと思うのがとてもよくわかるいい曲です。
曲名の通りまさに桜の時期にピッタリの曲で、今年は外出自粛でお花見ができなかった分この曲を聴いて少しでも春の気分を味わっていました。
⑮ SUN
2015年リリースの8thシングル表題曲。この曲でNHK紅白歌合戦に初出場するなど、星野源ブレイクのきっかけとなった楽曲です。
それまで僕の源さんに対するイメージはNHKのコント番組「LIFE!」に出てる人といった感じだったのですが、この曲が音楽家・星野源にハマるきっかけになりました。
この曲は底抜けに明るくて、細かいことなんか忘れてとにかく踊り出したくなる曲です。日村さんのバースデーソング(今年のYELLOW DISCで聴くことができます)が元になっているのもいいんですよね。
⑯ 時よ
2015年リリースの4thアルバム「YELLOW DANCER」のリード曲。
この曲のMVは初めて見た瞬間思わず一目惚れしました。自分が鉄道好きということもありますが、あの駅構内で撮影されたMVの雰囲気が凄くいいんですよね〜。謎の女性(一応正体は伏せておきます笑)とのダンスも最高です。
聴くと体も心も踊り出す明るい1曲です。
⑰ Week End
4thアルバム「YELLOW DANCER」収録曲。
アルバムのコンセプトど真ん中のダンスナンバーで、近年のライブ定番曲にもなっています。
ライブでこの曲が流れた時の雰囲気がとても好きなんですよね。この曲が始まると一瞬で会場がダンスフロアに変わって、ないはずのミラーボールも見えてきます。
自宅や移動中に聴く時も思わず体が動き出し、ライブ会場に限らずどこでもダンスフロアにしてしまうパワー溢れる曲です。今こそこの曲を聴いてうちで踊りましょう!
⑱ Friend Ship
4thアルバム「YELLOW DANCER」収録曲で、星野源のオールナイトニッポンのエンディング曲としてもお馴染みです。
全体的に別れの景色が浮かぶ歌詞なのですが、決して悲しい別れではなく前向きで明るい気持ちになれる曲です。
ライブの時にアウトロでギターをかき鳴らす源さんもいいんですよね〜
⑲ Continues
2016年リリースの9thシングル「恋」のカップリング曲。
2017年に開催されたアリーナツアーのタイトルにもなった曲で、この世の全ては過去から未来へ繋がっているというメッセージ性が込められた曲です。源さんが尊敬する細野晴臣さんへ捧げる曲でもあり、星野源の楽曲の中でもかなり思い入れの深い名曲です。
コーラスにはムロツヨシさんや森三中の黒沢さん、レイザーラモンRGさんなど源さんと親交の深い方々も参加しています。みんなで大合唱したい曲ですね。
⑳ Family Song
2017年リリースの10thシングル表題曲。同年のドラマ「過保護のカホコ」の主題歌にもなりました。
実際の血縁関係の家族に限らない全ての「ファミリー」へ向けた楽曲。
サビの部分の
ただ 幸せが
一日でも多く
側にありますように
(中略)
遠い場所も繋がっているよ
という歌詞がとても好きで、今の世の中にも非常に当てはまっていると思います。遠く離れた人と直接会うことがなかなかできない状況ですが、そんな時でも幸せが一日でも多く側にあることを願って日々生きていきたいですね。
㉑ アイデア
2018年に配信リリースされ、後にアルバム「POP VIRUS」に収録された楽曲。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌として制作されました。
iTunesストアで事前予約をし、配信日の午前0時に初めてフルで聴いた時の衝撃を今でも覚えています。あの経験は今までの僕の音楽体験の中でもかなり貴重なものでした。
2番から曲調がガラッと変わり、アルバム「POP VIRUS」収録の各楽曲にも繋がるMPCやシンセサイザーの電子的な音色は新たな星野源の音楽の幕開けを感じさせました。
最初から最後までフルで聴くとまるで1本映画を見た後のような満足感と感動を味わえる1曲となっています。
㉒ Get a Feel
2018年リリースの5thアルバム「POP VIRUS」収録曲。
この曲は特に深い意味とかはなくとにかく自分が好きなので選びました。
洋楽はあまり詳しくないのですが、ジャクソン5っぽい雰囲気で凄くいいですよね。
㉓ Present
5thアルバム「POP VIRUS」収録曲。
イントロのピアノとチェロの低音から始まり、しばらく暗い雰囲気なのですが、後半に行くにつれてどんどん明るい曲調になっていき、その音色が歌詞にビタッとハマるのが物凄く気持ちいいんですよね。特に好きな部分が
雲が避けて 陽の光が
辺り照らす 道はなく
のところで、2019年開催のドームツアー「POP VIRUS」ではここの部分でステージ上の笠形の照明が開いてまさに雲が避けるような雰囲気にとても感動しました。源さんのライブではあまり派手な舞台演出などはありませんが、歌詞と音色、そして光が一体となったそのシーンは今でも思い出深い瞬間です。
㉔ Hello Song
5thアルバム「POP VIRUS」収録曲。
2016年にACジャパンのCMソングとして書き下ろされ、そこから2年の時を経てフル音源が解禁されました。
この曲の中で特に好きな部分が2番の後の間奏で、まるで楽器達が踊っているかのような楽しく軽快な音が物凄く好きで何度も聴いてしまいます。まさに間奏クソやべぇ!な曲です。
なかなか人に会えない日々が続きますが、また笑顔で会える日が来るのをこの曲を聴いて心待ちにしたいと思います。
㉕ Same Thing
2019年リリースの配信シングル「Same Thing」の1曲目。世界的に活躍するグループSuperorganismとの共作曲です。
自粛期間に入ってからじっくり考える時間やSNSと向き合う時間が増えたこともあり、これまで以上に悩んだり、時にはムカついたり、やるせない気持ちになったり...といろいろマイナスな感情を持つことも増えてきました。
そんな時にこの曲を聴いて「Fuck you!」と叫ぶと物凄くスッキリするんですよね。
きっと自分以外にも同じような感情になっている人は多くいると思います。そんな今だからこそこの曲を聴いてみんなで思いっきり叫びましょう!
というわけで曲への思いを熱く語っていたらかなーり長くなってしまいました。
自分の好きなことになるといつもこうなってしまうんですよね(笑)
でもこれで僕の思いが少しでも伝わればと思います!
なお、今回紹介した曲のプレイリストをApple MusicとSpotifyで公開しているので、気になる方は以下のリンクからご覧下さい。
パタグラフの「今こそ聴きたい星野源の名曲25選」をApple Musicで
ここまで読んでくださった方はもうお気付きかと思いますが、今回は時系列順に曲を紹介してみました。なので順番に聴けば星野源の音楽の歴史も辿ることができるプレイリストとなっております!
今回紹介した曲以外にも源さんの楽曲はどれもいい曲ばかりです。全曲ストリーミング配信されているので、これをきっかけにぜひ他の曲も聴いてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!またこのような企画がやれたらいいな〜と思っております!